失敗談:定款作成時に記載しておくべきこと

JUGEMテーマ:会社設立

 

1. はじめに

来年、初年度の法人税申告をむかえるにあたり、最初はいろいろと準備に手間取ると思い、少しでも時間稼ぎをすることはできないかと調べたところ、申告期限の延長申請なるものを発見。これは、「申告期限の延長の特例の申請書」というものを提出することにより、申告期日を1ヵ月延長できるというもの(ただし、消費税の申告期限は延長できないので注意)。紙1枚提出で期日が延ばせるのであれば、是非とやろうと思ったところ、延長する理由としてい定款に「決算が事業年度末日から3ヵ月以内に確定する」という内容が記載されている必要があるっぽい。弊社の定款をみたところ、みごとに記載がなかった。。。

 

2. 定款作成時に「計算」の章にこれは入れたほうがよい

弊社の定款は、「会社設立freee」を使って作成したのですが、freee側で用意しているデフォルトの内容をそのまま使って作成しました。前述の通り、法人税の申告期限を延長する理由として定款に決算が事業年度末日から3ヵ月以内に確定するということが記載されている必要があるので、これから「会社設立freee」などを使って定款を作成をする場合、定款内の「計算」という章(「会社設立freee」のテンプレートだと、第5章になります)に以下の赤字部分のような内容を追記しておくことをおすすめします。

 

(事業年度および決算
第〇〇条  当会社の事業年度は、毎年〇月1日から翌年〇月末日までの年1期とする。決算は、事業年度末日の翌日から3ヶ月以内に確定する。

 

※上の例はあくまでも参考までに、実際に記載・追記する内容については、税理士にご相談されたほうが確実だと思います。

 

3. 既に登記した定款に決算に関する記載がない場合も大丈夫

弊社のようにすでに定款を作成、登記済みの場合でも、定款を変更することで対応できます。定款の変更には登記が必要なものと、そうでないものがあるのですが、上記の内容であれば登記は不要で、費用もかかりません(定款の変更について詳しく知りたい場合は、「定款 変更」でググれば関連するサイトがたくさんあります)。定款の変更には、株式会社の場合は株主総会での決定と議事録が必要ですが、合同会社の場合は「総社員の同意書」を作成し、社員(=役員)全員の押印があればOKです。具体的には、「総社員の同意書」で、定款の計算という章内に「決算は、事業年度末日の翌日から3ヵ月以内に確定する」内容を追記することに同意および押印(社員全員)し、定款と一緒に同意書を保管しておけば、変更は完了です。